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「Infused Analytics」全く新しい第三世代BIツール

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マーケティングチーム
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2023年03月10日

Sisense成功事例!保険業界のリーディングカンパニーがアナリティクスで収益と競争優位を獲得!

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Hastings Mutual Insurance社について

受賞歴があり、質の高い保険サービスを提供するHastings Mutual Insurance社は、1885年以来、アメリカ中西部でビジネス・個人・農場向けの保険を地域ごとに提供しています。Hastings Mutual社は、競争が激化する保険市場において競争力を高めるため、データを有効活用するBI分析プラットフォームの導入を模索していました。データサービス部門の IT ディレクターRandy Sykes氏は、データ主導の組織への転換を目指すプロジェクトを率いました。



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Hastings Mutual 社の課題:データ主導の意思決定へと変革すること

Hastings Mutual社は、最新のデータに基づいたプロセスの導入と意思決定を目指し、プロジェクトを開始しました。プロジェクト開始時、30 ~ 45 日前のデータに基づくレポート、既存のダッシュボードを活用するためオンプレミスの財務データウェアハウスが使われていました。このプラットフォームでは、エンドユーザのニーズを満たすため、手間のかかるカスタマイズ作業が求められました。そのため、社内のBIチームは、エンドユーザからの要望が殺到していました。

Hastings Mutual 社のデータ分析チームは、データ分析のスピードを上げ、市場投入までの時間を短縮するソリューションを必要としていました。さらに、エンドユーザが必要なデータソースとデータ相関を理解できるようデータを整理して表示すること、エンドユーザ自身がダッシュボードをカスタマイズ構築できることも必要でした。

 

第三世代BIツールSisense!アナリティクスを完成させる最後の1マイル!

Sykes氏のチームは、「Sisense Fusion Platform」が、第三世代のアナリティクスを提供するだけでなく、ビジネスアナリティクスを次のレベルに引き上げるためのデータモデリング機能を備えていることに着目しました。Sisenseの直感的で使いやすいダッシュボードツールは、データ分析作業をユーザの手に戻し、ビジネス視点でデータを活用するのに役立ちます。


「一般的に、どんなプロジェクトでも、80%は簡単に実行に移せますが、最後の20%は慎重に行なう必要があります。Sisenseは、その最後の20%、アナリティクスを完成させる最後の1マイルを担ってくれました。エンドユーザは、本当の意味でのセルフサービスBIを手に入れました。自ら分析を行い、ビジネス上の意思決定を行うことができるのです」と、Sykes氏は言います。

 

 

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パラダイムシフト:ビジネスユーザが自分たちでデータの可視化を行う

Sisenseのデータモデリング機能を使って、Sykes氏のチームは、ビジネスユーザが自分たちでデータの可視化を行うフレームワークを提供しました。これにより、ビジネスユーザは、問題点を素早く理解し、改善策に集中できるようになりました。また、データの粒度と精度が向上し、レポート作成時間が98%改善されました。結果、Hastings Mutual社の25%の社員が、現在180のアクティブなSisenseダッシュボードとインサイトを利用しています。

包括的な企業間の財務状況を把握できるBI分析ツール

次の段階として、Hastings Mutual社はSisenseのBI分析ツールを代理店ポータルに組み込みました。これにより、独立系保険代理店の保険料、損失、プランなどを含むレポートを、毎日ダッシュボードで可視化できるようになりました。Hastings Mutual社のビジネスパートナーは、包括的な企業間の財務状況を把握することができます。

加えて、今後の契約更新や潜在的なビジネスアップセルに関する情報も提供しています。これらの情報は、パートナーとの関係を維持し、成長を促進する助けになっています。2ヶ月足らずの間に、760人以上の外部ユーザが本サービスにサインアップし、Sykes氏の当初の予想を上回るアクセス数になりました。

 

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図1 - 主要代理店の財務状況ダッシュボード(ドリルダウン可能)

 

 

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図2 - 代理店の詳細な財務状況レポート

 

 

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図3 – 今後の契約更新や潜在的なビジネスアップセルに関する情報

 

 

データ活用文化を組織全体に浸透させる

第三世代BIツールSisenseの導入が、顧客から好評だったことを受け、Hastings Mutual社は、データとSisenseがもたらすインサイトを活用する新しい方法を日々模索しています。CEO自らが、SisenseのKPIダッシュボードを定期的に使用すると共に、代理店ポータルの展開をサポートするなど、会社の経営陣も積極的にSisenseの活用を推し進めています。

また、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の気象情報など地理空間的なデータ分析を利用して、暴風雨による潜在的なリスクを特定し、年間15万ドル以上のコスト回避を実現しています。マーケティング部門は、米国国勢調査局のデータを用い、ビジネスチャンスの特定にも力を入れています。さらに対象エリアでサービスレベルを確保するため、代理店との提携を定期的に見直しています。

 

地理空間ビジュアライゼーションでは、選択可能な属性(営業品目、天候の種類、代理店の所在地)と保険契約や保険金請求の情報をヒートマップで色分けすることができます。このレポートにより、ビジネスチームは特定の地理的エリアを視覚的に探索し、数字が並ぶスプレッドシートよりもビジネス状況を容易に把握することができます。

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図4 – 天候と保険契約情報をレイヤー表示しヒートマップで色分け

 

Sisenseを使用することで、データチームはマップにレイヤーを追加できます。ビジネスユーザは、複雑なクエリやデータモデルについて考えることなく、直観的に天候が保険契約に及ぼす影響を見ることができます。さらに、人口統計情報の追加により、Hastings Mutual社は、特定の地理的な場所でのビジネスチャンスにおいても、データ駆動型の分析に基づいた意思決定ができるようになりました。

将来、気候データや人口統計データをフル活用する同社は、損害を与える可能性のある気象予報を分析し、保険契約者に注意情報を送ることができるようになるでしょう。このような機能は、同業他社との差別化を生み出し、競争上の優位性を生み出します。

 

「これは、損害保険会社としての枠を超え、人々が我々と取引を行う前から、より賢く、人生における決定を行えるようにするものです。これこそ、アナリティクスがもたらす大きなプラスインパクトであると同時に、地域社会に貢献する方法だと考えています」と、Sykes氏は言います。

 

コマーシャル・アンダーライティング領域における最初のSisenseの導入事例

Hastings Mutual社は、コマーシャル・アンダーライティング領域における最初のSisenseの導入事例であり、2%の収益増加という結果を記録しました。また、代理店プラットフォームを通じて、ビジネスパートナーに5,000万ドル以上のアップセルの機会を見つけることができました。

データ駆動型のデータ分析ソリューション導入の成功を受けて、Hastings Mutual社は、アナリティクスを活用してビジネス課題を解決した50の企業・組織を表彰する「2021 Drexel LeBow Analytics 50」(アナリティクスの優秀性を全米で評価する賞)に選出されました。

 

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未来へのロードマップ

Sykes氏は、保険契約のストレートスルー処理をサポートすることで、市場投入までの時間をさらに加速することを目指しています。これには、スピードと精度を向上させるため、アンダーライティングプロセスにAIやMLを組み込むシステム開発、アーキテクチャ開発が含まれます。

 

Sykes氏は、Sisenseをパートナーとして迎えたことで、すでに導入しているデータモデリングに加え、さらに上を目指すことができると確信しています。「Sisenseは、データがどこから来るのかだけでなく、データを意思決定者の手に届けるにはどうすればいいのかを検討する当社のデータ戦略全体にとって不可欠な存在です」とSykes氏は締めくくります。


※本記事は、「Insurance Leader Gains Revenue and Competitive Advantage with Analytics」を翻訳・加筆修正したものです。

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