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「Infused Analytics」全く新しい第三世代BIツール

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2023年03月24日

GameDay社!第三世代BIツールSisenseを導入し、データへのリアルタイムアクセスと時間・コスト削減に成功!

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GameDay社について

会社名:  GameDay
従業員数: 200+
企業年数: 22年
産業分野: スポーツテクノロジー


スポーツテクノロジーのグローバルリーダーであるGameDay社は、各国の政府機関・スポーツ連盟からプロクラブチームに至るまで、さまざまなスポーツ組織・団体と連携しています。オーストラリアのメルボルンに本社を置き、シドニー、オークランド、ロンドン、マンチェスターにオフィスを構えています。 

会社名を、「Stack Sports」から「GameDay」に変更し、会員登録、eコマース、イベント、チケット販売プラットフォームなど、スポーツ組織・団体に一連のソリューションを提供するグローバル企業です。 

GameDay社は、プロチーム、クラブチーム、スポーツ団体のためのオンラインオークションプラットフォームも運営しています。オーストラリア国内においては、AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)などのプロクラブから地域の草の根チームに至るまで、様々な団体と連携しています。オーストラリア国外では、Athletics New Zealand(ニュージーランド競技連盟)、Rugby Football League(英国ラグビーフットボールリーグ)、Chelsea Football Club(英国チェルシーFC)、Basketball Ireland(バスケットボールアイルランド)など、幅広く連携しています。



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GameDay社の挑戦:データをリアルタイムに可視化するBIツール導入

 

第三世代BIツールSisenseを導入する前、GameDay社のアナリティクスソリューションには、メンバー、参加者、ファンの詳細を確認するための標準的なレポート機能がありました。しかし、同社はさらに一歩進んで、データをビジュアル化し、収集データから効果的な意思決定ができることを目指しました。 

GameDay社のセールス&マーケティング部門のCameron O'Riordan氏は、「データを収集する際、スポーツ団体や組織が、より良い、そしてより正確な意思決定をリアルタイムで行えるよう、ビジュアル化されたフォーマットにしたいと考えました」と言います。 

GameDay社は、選手やコーチ、スポーツ団体がログインして登録フォームに入力することで、ユーザからデータを入手することができます。 そのため、「弊社では、イベントの参加状況、チケットの購入状況、モバイルアプリより競技順位を確認するなど、さまざまなスポーツイベントに関する情報を提供することができます」と、O'Riordan氏は言います。

 

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ピッタリの解決策!Sisense Fusion EmbedをGameDay Viewに組み込む!

GameDay社は、データビジュアル化を実現するため、最新のアナリティクスを提供するSisenseを選びました。結果、Sisense社とのパートナーシップから「GameDay View」ソリューションが生まれました。

 

 

"我々がSisenseを選んだ理由は、GameDay社のテクノロジースタックだけでダッシュボードが構築でき、お客様にテンプレート化されたアナリティクスを提供することができたからです。"
- Cameron O’Riordan, Sales and Marketing Lead at GameDay.

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GameDay社のアナリティクスチームの責任者であるLorence Titular氏は、GameDay社が導入しているバッチ処理やリアルタイムデータなど、多くのデータソースを持っている点を、次のように説明します。

「弊社の各データソースは、独立したプラットフォームで構築されていました。開発当時のビジネス要件に沿って導入され、各システムのアーキテクチャも様々でした。会社の成長と共に、これらのデータを統合し、未踏のまま眠っていた豊富なインサイトを掘り起こす必要がありました。我々がSisenseを選んだ理由は、従来のデータウェアハウスをバイパスするElastiCubeのコンセプトを用いた100%クラウドベースのソリューションとして、我々のニーズを満たし、さらにアナリティクスの価値を引き出すBIツールだったからです。」

またTitular氏は、「データの複雑さと膨大な量を考慮し、最新のデータウェアハウスを採用する必要がありました」と、付け加えます。 GameDay社は、多くのデータウェアハウスの選択肢を検討し、Amazon Redshiftを採用しました。Titular氏は次のように説明しています。

「Redshiftを使用して、バッチデータ用のデータウェアハウスとデータマートの両方を構築し、そしてSisenseを組み込みました。このコンビネーションにより、実用的なインサイトを得るためのビジネス・インテリジェンス・ツールになりました。導入からしばらく時間がたちましたが、現在でも、Amazon RedshiftはSisenseとシームレスに連携しており、両者が一体となって、我々が期待した以上の付加価値をもたらしています。」

 

Amazon RedshiftとSisenseを基盤とした「GameDay View」は、GameDay社の顧客の大部分に提供されています。顧客は、スポーツイベント参加者のメンバー定着率を、毎年リアルタイムで追跡することができます。

「Sisenseのおかげで、特定の年齢層、特定の都市、特定の地域において、よりピンポイントの条件や方法を考慮しつつ、スポーツイベントを発展させることができています。加えて、登録時に取得したデータをビジュアル化することもできます」と、O’Riordan氏は付け加えます。

また、SisenseをGameDay社のプラットフォームに組み込むことで、ソフトウェアのルック&フィールを変更する必要がないことも大きなプラスとなっています。O’Riordan氏は、企業としての一貫性を保つため、GameDay社が一つのブランドとして機能することが重要だと言います。 「実際に製品を販売する際にも、Sisenseを組み込んだGameDay Viewが、我々のビジネスの6番目の柱になります」と、付け加えます。

 

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顧客に導入事例を提示!GameDay社の重要なマーケティング要素!

 

顧客への「GameDay View」導入にあたり、GameDay社は営業、アカウント管理、カスタマーサクセス、リーダーシップなど、ビジネスにおける様々な視点からの要件を把握するため、多くの導入事例やユースケースを用意しました。 

「各顧客のペルソナごとに、ハイレベルなダッシュボードを作成し提示することは、我々にとって重要なキーアクティビティでした。また、それぞれの顧客グループからデータや情報を収集しダッシュボードに表示することも、導入プロセスの重要なタスクでした」とO’Riordan氏は説明します。

これらの導入プロセスのおかげで、Sisenseを組み込んだ「GameDay View」を顧客に提供するにあたり、顧客は欲しい部品を選択し、独自のダッシュボードに表示させることができるようになりました。 O’Riordan氏は、こうしたワークフローによって、GameDay社が顧客に提供するサービスの幅やレベルがより改善したことを次のように強調しています。

「例えば、プラットフォームを通じて処理されているオンライン取引の支払総額はどの程度なのか。そして、それを州や地域ごと、リーグや協会ごと、クラブごとにドリルダウンできるのか。これら欲しい要素を絞り込む機能を実装することが、ダッシュボードの重要なポイントです。さらに、ワークフローを改善することも重要です。この改善に取り組んだ結果、GameDay社内でそれぞれの要素を取り込むことができ、そして同時に顧客に対しても提示できるようになりました。」

 

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Sisenseを組み込んだ成果!業務効率の向上とリアルタイムの意思決定が実現!

Sisenseを導入してから12ヶ月が経過しました。GameDay社は、すでに大きな成果を実感しています。O’Riordan氏によると、これらの成果の中に、時間とコストの削減、さらに情報に基づいた意思決定をリアルタイムで行うことができるようになったこと、などを挙げています。

 

 

"以前は特定のデータを分析するために8~16時間かかっていた作業が、今では数分、マウスを数回クリックするだけで実現できるようになりました。"
- Cameron O’Riordan, Sales and Marketing Lead at GameDay.

 

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また、スポーツイベントの参加者の伸びを分析することができます。例えば、女性参加者の伸び、ある年齢層での定着率など、年単位で結果を比較することができるようになりました。 さらに、O’Riordan氏は、組織の顧客ベースが拡大し、より多くの組織者や参加者がプラットフォームを利用するようになれば、規模に応じて、より多くの分析結果を見ることができるようになると言います。

「Sisenseのおかげで、GameDay社は顧客やイベント関係者にデータへのアクセスをより早く、より大規模に提供できるようになりました。数分でレポートを作成でき、主要なダッシュボードやグラフをエクスポートして、報告書に落とし込むことができるのは、我々や顧客にとって革新的です。新規顧客に、GameDay Viewを紹介した際にも、この点について大きな反響がありました。」

Sisenseを組み込んだ「GameDay View」はまた、顧客がExcelスプレッドシートや高価なBIツールに頼る必要がないことを意味しています。 また予測機能に関して、「我々はAI機能を使って、将来のある月の予実管理の着地点を予測することもできます。定着率がどのようになるかを予測できることで、KPIを設定することができ、利益の伸びを測定することができます。」

 

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GameDay View+Sisenseの成功実例!

GameDay Viewの最初の導入事例は、香港ラグビー協会(Hong Kong Rugby Union)でした。O’Riordan氏は、このラグビー協会は、ラグビースポーツに参加しているアスリート数を把握するのに苦労していたと言います。GameDay Viewを導入する前は、3~4年ごとにKPMGのコンサルタントに調査を依頼し、アスリート数を取得していました。

「GameDay Viewは、そのプロセスを簡素化することができました。現在では、参加者を管理するデータベースが一元化されています。参加者の人数や年々増加する参加者数に、リアルタイムでアクセスできるようになりました。」

O’Riordan氏は付け加えます。「特に誇りに思っているのは、GameDay Viewが、今後のセールス・マーケティングのキーカードになることです。つまり、我々が持つ独自の強みであるということです。各国の政府機関にセールスする際には、Sisenseを組み込んだGameDay Viewのスライドが用意されています。」

 

データに基づいた意思決定でイノベーションを促進!

スポーツ組織にとって、GameDayプラットフォームに組み込まれたSisenseがデータに基づいた意思決定を行うために不可欠になっていくことでしょう。O’Riordan氏は、そのことは時間が経つにつれて明らかになると言います。 

「データにアクセスすることで、会社にとっての最善の意思決定将来の計画のための意思決定ができることは、我々や顧客にとってとても重要なことです。実際、データに基づいた意思決定はどんな業界でも不可欠なものであり、未来に繋がる道です」と、O’Riordan氏は締めくくります。

 

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※本記事は、「GameDay Partners with Sisense to Infuse Visualization Data and Reduce Time and Cost for Customers」を翻訳・加筆修正したものです。

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