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「Infused Analytics」全く新しい第三世代BIツール

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2021年08月25日

【Sisense活用事例】設備の稼働率を測定した製造業での活用事例

稼働率とは?

稼働率とは、工場の生産能力をどれくらい利用できているかを表す指標です。このKPIでは機械の能力や利用可能なリソースの利用率も含まれます。この指標を見ることで、製造業では潜在的な生産量がどれだけあるかを把握することができます。

 

なぜ稼働率が重視されるのか?

設備の稼働率測定は、企業のリソース活用の効率性を測定するためにも、将来の計画を立てるためにも重要な指標です。

 

製造業のデータ分析に稼働率を利用すると、潜在的に生産量を最大化できない原因となっている、生産ライン上の無駄や非効率を特定することができます。その一方で、稼働率が低い場合には、リソースを過剰にかけている(もしくはリソースが不足している)可能性を示している場合もあります。それらは発注や長期的な稼働戦略における、より良い意思決定の材料になります。

 

また、稼働率は残業時間の把握や人員配置の決定、さらにはメンテナンスコストの評価など、さまざまな分野で活用することができます。

稼働率をどのように測定するか?

設備稼働率は、現在の生産能力を特定の期間における総生産能力または最適な生産水準で割り、100をかけることで算出できます。

稼働率を測定するためにどのような情報が必要か?

稼働率を把握するためには、いくつかの異なる情報源からデータを測定する必要があります。まず第一に、購入レポート、在庫の出入り、サイクル、生産能力など、生産リソースの能力に関連するデータを収集します。さらに、実際の生産量に関するデータを測定する必要があります。これには、生産総量、リソースの使用量、生産量に対する材料の総投入量などが含まれます。

稼働率の測定例

例えば、自分たちで設定した指標では工場がフル稼働していると見えているにも関わらず、最近はパフォーマンスが低下しているとします。この問題の根本的な原因として、サイクルの長さ、原材料やリソースの活用や配分の悪さなどが考えられます。

 

この問題を解決するための最初のステップは、工場が稼働できる最適なレベルを理解し、その結果を現在の生産レベルと比較することです。どの程度、効率的に稼働できているかを把握することで、正しい方向性がわかります。そして、この稼働率をサイクルや製造コストなどの他の指標と組み合わせることで、どこに無駄があるのか、どうすれば無駄をなくすことができるのかを見極めることができます。

どのような指標を使用すべきか?

便利な指標としては、以下のものが挙げられます。

・サイクルタイム

・リソース使用率

・生産性

・総生産量

簡単にデータの可視化を行うならSisense

Sisenseは、独自のAIアルゴリズムによりCPUキャッシュの管理を効率化し、誰でも・より簡単に、データを可視化する事ができるBIツールです。Sisenseの特徴は下記の4点です。

 

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独自Cube作成テクノロジー(Elasticube)により開発工数の最少化。面倒なデータソースへの接続も容易に行う事ができ、データの変更などにも簡易かつ迅速に対応します。

 

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独自アークテクチャー(In Chip)によりCPU/Memoryリソースの有効活用を実現。大量同時使用ユーザー環境にも対応し、複雑な構成のデータソースからのデータ抽出に強いツールです。

 

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IT部門の支援がなくともユーザー自身で分析やダッシュボード作成が可能。他のBIツールとは違いデータの準備作業に必要なスキル・工数を大幅に削減できます。

 

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Sisenseで統合されたデータを、自社サイトやアプリケーションに組み込む事で統合データのアウトプットを実現。表示部分のロゴやデザインも加工可能、ユーザーに違和感がない自然なデザインで提供できます。

 

※本記事は、「Capacity Utilization」を翻訳・加筆修正したものです。

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